アメリカオニアザミにご注意ください

更新日:2025年01月31日

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アメリカオニアザミはヨーロッパ原産のキク科の植物で、侵略性が高く、生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼす恐れのある外来種として「生態系被害防止外来種」に指定されています。

地域の自然環境に被害を与えないためにも、駆除をする必要があります。

土地の所有者・管理者が自身の所有地・管理地で見かけた場合は、大きくなる前に抜き取って処分してください。

また、アメリカオニアザミは固く鋭いとげを持っており、うかつに触ると危険なため、処分の際には注意が必要です。

主な特徴

開花時期は7月から10月ごろ。高さは0.5メートルから1.5メートルまで成長する。

花の色は淡赤紫色。種子はタンポポのように綿毛で風に乗って拡散する。

葉や茎、がくまで全体に固く鋭いとげがある。

淡い赤紫色の花を咲かせるアメリカオニアザミの写真

小川町内で発見されたアメリカオニアザミ

ふわふわとした綿毛のついたアメリカオニアザミの種の写真

アメリカオニアザミの種子の様子

駆除のポイント

  • 花が咲く前に駆除をする。(種子をつける前の対策が効果的です)
  • 根っこごと駆除をする。(多年草なので、根っこが残っていると再生してしまいます)
  • スコップなどを利用する(トゲが鋭いため、手で引き抜く際は厚手の手袋を着用してください。軍手や薄手のゴム手袋は貫通します。スコップなどで周辺の土ごと掘り返すのも効果的です)
  • 駆除後の種子の飛散に注意(駆除した個体をそのまま放置しておくと種子が飛散することがあるため、駆除後は袋に入れて枯死させてからもえるごみとして処分するようお願いします)

この記事に関するお問い合わせ先

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