武蔵の小京都「小川町」

更新日:2025年01月31日

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小川町の街並みを上空から撮影した写真
藁のようなもので建物の屋根部分が作られた道路沿いに建つ建物の写真
昔ながらの木で作られた塀の横を子供たちが歩いている写真

「武蔵小京都 小川町」について

全国各地に所在する京都ゆかりの市町が連携し、広域キャンペーンを実施して各市町のイメージアップと観光客の増加を図ることを目的に、昭和60年5月、全国京都会議が設立されました。

加盟の条件として、

  1. 文化と歴史的要件
  2. 地形・風土的要素
  3. 伝統的産業要件

の3条件があります。この要件を小川町に当てはめてみます。

  1. 文化と歴史的要件
    国の重要文化財に指定されている日本最古の石造法華経供養塔と板碑が大聖寺にある他、万葉集の研究者として名高い仙覚が、1269年4月、本格的な万葉集注釈として学問的価値の高い「萬葉集注釈」全10巻をこの小川町で完成させる等、古くからの歴史と文化のある町である。
    また、1300年の歴史ある手漉き和紙、特に「細川紙」の技術は、国の重要無形文化財に指定されている。「細川紙」の製紙技術は、平成26年11月にユネスコ無形文化遺産に登録された。
  2. 地理・風土的要件
    小川町は、周囲を緑豊かな外秩父の山々に囲まれ、市街地の中央に槻川が流れ、歴史を秘めて佇む史跡や往時の面影を留める街並みなどの風情、伝統ある夏祭り(祗園祭=訛って、当地では「おぎょん」と呼ばれていた。)がある。
  3. 伝統的産業要件
    1300年の歴史ある手漉き和紙のほか、同じ歴史を持つ「小川絹」や、森林資源を活用した「建具」、全国的に特異な物産「水嚢(すいのう)」、良質な水と盆地独特の気候と酒造りに適した自然環境に恵まれ、関東灘と異名をとった酒造は今でも3軒の造り酒屋があり、鬼瓦などの地場産業を中心に栄えた伝統工芸の町である。

上記の条件などから、平成8年6月に51番目の会員として認められ、「全国京都会議」に入会いたしました。

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