地元企業と住民による新型害獣忌避剤 「ケモノブロック®」の実証試験をスタート!
害獣による農作物被害
小川町は、伝統的な有機農業が盛んな美しい里山を有する一方で、山間部を中心にイノシシやニホンジカなどによる農作物被害や生活環境への影響が深刻な地域課題となっています。

地元企業を含む3社が新型害獣忌避剤「ケモノブロック®」の試作品を完成
この地域課題に対し、動物を傷つけずに人と野生動物の「共生」を目指す新たなアプローチとして、地元企業を含む3社が新型害獣忌避剤「ケモノブロック®」の試作品を完成させました。
●株式会社オガワ製作所(小川町)
長年にわたり培ってきた技術と現場力を活かした樹脂部品製造・梱包を担当
●セキネシール工業株式会社(小川町)
1300年の歴史を持つ小川和紙の技術を受け継ぐ含浸用の特殊紙製造を担当
●日本製紙パピリア株式会社(町外)
忌避液(木質タールなど)の含浸、およびパッケージングを担当

完成した試作品「ケモノブロック®」は、動物が本能的に嫌う「山火事の焦げ臭(木質タール)」を特殊な紙シートに含浸させた、電源不要で吊り下げるだけの軽量な忌避剤です。
住民の協力得て実証試験スタート!
この民間の技術を地域課題の解決に活かすため、小川町は3社からの依頼を受け、全面的に協力を決定。地元住民へ実証試験への協力を呼びかけ、実際に被害が発生している農地や一般住宅において、住民立会いのもとで実証試験(製品の設置)を実施する運びとなりました。
本取り組みは、獣害という深刻な課題に対し、地元ものづくりの技術を結集した企業、行政、地域住民の三者が一体となって進める「メイドイン小川町プロジェクト」です。
今後、実証試験を通じて得られたデータを製品改良や町の獣害対策に役立て、持続可能な里山の未来を創造してまいります。
実施期間 : 令和8年10月~令和8年12月頃
実証試験(設置作業)の様子




更新日:2026年10月15日