これから暑い時期になります。熱中症に注意しましょう。
熱中症は、気温などの環境条件だけではなく、人間の体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い・風が弱い日や、体が暑さに慣れていない時は注意が必要です。
〇 気温が高い
〇 湿度が高い
〇 風が弱い
〇 急に暑くなった
〇 肥満の人
〇 持病のある人
〇 高齢者・幼児
〇 体調の悪い人
〇 暑さに慣れていない人
〇 のどが渇いてなくても、こまめに水分補給をしましょう
〇 熱中症は室内でもなることがあります。部屋の温湿度をこまめに測りましょう。
〇 晴れた日は、地面の近いほど気温が高くなるため、車いすの方、幼児、ペットは、大人以上に暑い環境にいます。
〇 幼児は体温調節機能が十分発達していないため、頚椎損傷者は体温調節機能が十分に発揮できないため、特に注意が必要です。
〇 日傘や帽子を活用し、涼しい服装を心がける
〇 水分をこまめにとる
〇 暑いときは無理をしない
〇 日陰を利用し、こまめに休息
〇 軽度:めまい・立ちくらみ・筋肉痛・汗がとまらない
〇 中度:頭痛・吐き気・体がだるい(倦怠感)・虚脱感
〇 重度:意識がない・けいれん・高い体温である・呼びかけに対し返事がおかしい・まっすぐに歩けない・走れない
人間の体は暑い環境での運動や作業を始めてから3~4日経たないと、体温調節が上手になりません。このため、急に暑くなった日や久しぶりに暑い環境で活動した時は、体温調節が上手くいかず、熱中症で倒れる人が多くなっています。
埼玉県救急電話相談(#7119)または、048-824-4199へ