小川町は、1970年代から有機農業が営まれており、食の安全・安心はもとより循環型の農業として実践されてきました。その取組に共感し、本地域で就農した農業者を中心に栽培技術の実証や創意工夫を重ね年々有機農業の取組を拡大し、現在では町内全域に広がり、県内でも有数の有機農業が盛んな地域となっています。
国が掲げた「みどりの食料システム戦略」の流れは、当町で取組む、循環型の有機農業に親和性が高く、「有機の里おがわ」を持続発展させる好循環システムを構築する仕組みづくりを推進し、魅力あるまちづくりを目指すため、ここに「オーガニックビレッジ」を宣言します。
オーガニックビレッジ宣言とは、有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取組を進める市町村が宣言するものです。小川町有機農業推進協議会(代表:島田町長)で策定した「小川町有機農業実施計画」に基づき、有機農業の生産段階の取組、流通・加工の取組、消費拡大への取組の推進を図り、小川町全体で有機農業の持続・発展が可能な仕組みづくりに努めて参ります。
小川町有機農業実施計画(概要)
小川町有機農業実施計画