小川町は、昭和62年9月25日に、核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現を誓い、『小川町　非核平和都市宣言』を制定しています。

　また、広島市や長崎市が中心となり、「原爆の悲劇が二度と繰り返されてはならない」という信念のもと設立された『平和首長会議』へも平成25年8月1日に加盟しています。

　終戦から77年が経過し、戦争を体験していない世代が増える中で、町では、戦争の悲惨さや平和の尊さを次の世代へ継承していく取組の一つとして、今年は、 サダコと折り鶴ポスター展」と「小川町と戦争・その時学校では」を開催します。

• 　「サダコと折り鶴ポスター展」では、2歳で被爆し10年後に白血病で亡くなった佐々木禎子さんの一生を通して、原爆被害の実相と平和の大切さを伝えるポスターです。
• 　「小川町と戦争・その時学校では」は、各小学校が国民学校に改められると、児童・生徒はその意思とは関係なく戦争に巻き込まれていきます。学びが消えた学校でも子どもたちは懸命に生き抜きました。残された史料から、戦時の小川町を知り、改めて平和の大切さ、命の尊さを考えていただくきっかけとしていただければ幸いです。
• 　小学生以上向けの内容となっておりますので、夏休みの平和の学習にもご利用ください。
  

令和5年8月2日（水曜日）～ 13日（日曜日）

・開館時間内はご自由にご覧いただけます

・最終日は午後4時まで

小川町立図書館　地下町民ギャラリー

小川町

小川町立図書館長　新田文子