県指定無形民俗文化財「萩日吉神社のやぶさめ」

更新日:2025年01月31日

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県指定無形民俗文化財「萩日吉神社のやぶさめ」は、1月にときがわ町西平地内の萩日吉神社において、ときがわ町明覚郷と小川町大河郷がそれぞれ馬を出し流鏑馬を奉納する神事で、現在は3年に一度行われています。

流鏑馬が行われる当日、大河郷は早朝より当番家から出陣し、大河橋の下より日吉山王宮に向かい数十本の矢を放ち、あわせて道中にて氏神などの神様にむけヒキメの神事を行いながら、松郷峠を越え萩日吉神社に向かいます。午前10時ごろに神馬が走る朝まとう、午後3時ごろに馬上より的を射る夕まとうが行われます。

このやぶさめ行事は、木曽義仲の家臣であったとの伝承を持つ小川町の大河郷、ときがわ町の明覚郷の7氏(7苗)を中心に運営され、天福元年(1233)にやぶさめを奉納したのがはじまりであると伝えられています。昭和33年(1958)に県の選択無形民俗文化財に、平成17年(2005)に県指定無形民俗文化財に指定され、現在は3年に一度開催されています。

次回は令和7年度の予定です。

なお、やぶさめの開催地はときがわ町の萩日吉神社となりますので、ときがわ町のホームページ「萩日吉神社のやぶさめ」の記事もあわせてご覧ください。

令和5年1月15日に実施された流鏑馬の様子

大河郷からの出陣~松郷峠まで

照明があてられた広場で関係者たちが片手に湯呑を持ち乾杯の姿勢で頭上まで持ち上げている様子の写真
薄暗い空の下、黄色の羽織を着用した射手が装飾された矢を持っている写真
車道を馬に乗った射手とその隣で関係者が歩いている写真
参加者や関係者が見守る中、赤色の着物に黄色の羽織を着用した射手が装飾された矢を弓にかける姿勢をとっている写真
流鏑馬に乗っている黄色の羽織を着用した射手を後方から撮影した写真
関係者の先導の下流鏑馬に乗った射手が道を歩いている写真

萩日吉神社の夕まとう

紋が入った白いテントが広場に設置され関係者が集まっている写真
紋がデザインされた白いテントの中でスーツ姿の男性2名と紺色の法被を着た関係者3名が集まっている写真
テントの中でスーツ姿の男性3名と紺色の法被を着用した3名が向い合わせに座り話をしている写真
榊のようなものを持った神主を先頭に紺色の法被やスーツを着た関係者が歩いている写真
関係者に先導してもらいながら進んでいる馬に乗った黒い被り物に黄色の羽織を着用した射手を焦点に撮影した写真
関係者にそれぞれ連れられた着物を着用し矢を持った2名の子どもが走っている写真
馬に乗っている赤い着物を着て弓を持っている射手の写真
馬に乗っている射手の姿を大勢の観客が眺めている様子を遠目から撮影した写真
紅白幕が設置された会場で片手に矢を持った射手が馬に乗り走っている写真
紅白幕が設置された会場で赤い着物に黒とグレーの袴を着用した射手が馬に乗りながら片手に矢を持っている写真
スーツの上に黄色の羽織を着た男性やスーツ姿の男性4名が矢を持ち歩いている写真
車道で赤い着物を着た射手が着物を着た子どもと一緒に馬に乗っている写真

ときがわ町ホームページ~萩日吉神社のやぶさめ~

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