現在、町立図書館1階「くつろぎホール」にて、本町出身の国語学者「佐伯梅友」(1,899~1,994)をテーマにした企画展示を開催中です。
図書館にお越しの際は、ぜひご覧ください。
佐伯梅友は明治32(1899)年生まれで、仲町水戸屋製菓店出身、小川尋常小学校卒業後、埼玉中学校(現・不動岡高校)に進み、東京高等師範学校を経て京都帝国大学文学部を卒業しています。卒業後は京都帝国大学講師を経て、東京文理大学(東京教育大学)助教授から昭和27(1952)年に教授に就任しました。昭和29(1,954)年に『上代国語法研究』により文学博士となり、特に万葉集、古今集、源氏物語などの古典講読と文法的解釈に研究を重ね、それらは「佐伯文法」とよばれました。
ほかにも、国語辞典や漢字辞典、古語辞典などの編集・著書が多数あります。
平成2(1990)年、91才で「思い出」を寄せた『小川小学校誌』刊行記念式典に招かれ、小川町を訪れています。
小川町教育委員会
町立図書館 1階 くつろぎホール
令和2年8月~当面の間