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麻しん(はしか)の流行について

[2023年5月24日]

ID:1703

麻しん(はしか)の流行について

 現在、海外における麻しん(はしか)の流行が報告されております。

国内においても、茨城県や東京都で麻しん(はしか)患者の発生が報告されており、今後の感染拡大に注意が必要です。


麻しん(はしか)とは

 麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。

 感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強く、予防接種を受けないと多くの人がかかる病気です。

症状

 発熱、咳、鼻汁、目やに、発疹を主症状とします。最初3~4日間は38℃前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うと、また39~40℃の高熱と発疹がでます。高熱は3~4日で解熱し、次第に発疹も消失します。

 主な合併症としては、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。患者100人中、中耳炎は7~9人、肺炎は1~6人に発生します。脳炎は1,000人に1~2人の割合で発生がみられます。また、亜急性硬化性全脳炎という慢性に経過する脳炎は約10万例に1~2例発生します。このように、予防接種を受けずに、麻しん(はしか)にかかった人は数千人に1人の割合で死亡します。

麻しん(はしか)と思われる症状がある場合には

 麻しん(はしか)と思われる症状がある場合には早めに医療機関を受診してください。

 医療機関を受診する際は、必ず事前に医療機関へ連絡し、症状等を説明したうえで、医療機関の指示に従って受診してください。

麻しん(はしか)の予防について

 麻しんは、ワクチン接種により予防できる病気です。予防接種を早めに受けましょう。

《定期予防接種対象者》 麻しん風しん第1期:1歳~2歳に至るまで

                麻しん風しん第2期:小学校入学前の1年間

 上記の定期予防接種対象者だけではなく、麻しんの予防接種を受けてない方や麻しん(はしか)にかかったことが明らかでない方は予防接種を受けることをお勧めします。

埼玉県ホームページ

厚生労働省

国立感染症研究所

海外渡航予定のある方へ

《海外渡航前の注意事項》

 ・ウェブサイト等を参考に、渡航先の麻しんの流行状況を確認してください。

 ・ご自身の母子保健手帳などを確認し、過去の麻しんに対する予防接種履歴、り患歴を確認してください。

 ・過去2回接種した記録がない場合は、渡航前に予防接種を受けることを検討してください。

 ・麻しんのワクチン接種歴や、り患歴が不明な場合は、抗体検査を受けることを検討してください。

               

お問い合わせ

埼玉県小川町役場 健康福祉課健康増進グループ

電話: 0493-72-1221(内線157.158)

ファクス: 0493-74-2341

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