町では、平成5年に「人権尊重都市宣言」を行い、あらゆる差別を解消し、町民一人一人の人権が尊重される社会の実現を目指して、人権教育・啓発を積極的に推進してまいりました。

しかしながら、子どもや女性、高齢者や障がいのある人等への虐待や暴力、さらにインターネットの普及に伴うプライバシーの侵害、ネットいじめといった新たな人権侵害も発生するなど、人権問題は複雑多様化しています。

こうした状況を踏まえ、町はこのたび平成25年度を初年度とする「小川町人権施策基本方針」を策定しました。この基本方針の「お互いの人権を尊重しながら、共に生きる社会の実現を目指して」という基本理念のもと、誰もが平等で安心して暮らしていくことができるよう、国、県、関係機関などとの連携をより一層深めて、町政のあらゆる分野で人権尊重の視点にたった施策を推進してまいります。