受賞されたみなさん揃ってハイチーズ!
「自然・伝統と創造」をテーマに掲げた第16回「武蔵の小京都おがわを描く展」が、去る2月16日から3月2日まで、埼玉伝統工芸会館特設ギャラリーで開催されました。
山紫水明かつ伝統文化の歴史ある小川町を再認識するとともに、町の内外に広くアピールしようという目的のもと運営するこのイベントは、今回で16回目を迎えました。この間、さまざまな手法により多彩な表情の「豊かな小川町」を描いた作品にたくさん出会うことができました。改めて出展者のみなさんに感謝いたします。
今回も『一般の部』102点、『学生の部』45点が、町内はもとより県外からも寄せられました。
町の文化や自然を題材にした自由で個性豊かな作品の数々を、このインターネットギャラリーで存分にお楽しみください。
【第16回 武蔵の小京都おがわを描く展】によせて
周囲を緑豊かな外秩父の山々に囲まれ、市街地の中央に槻川が流れる小川町は、伝統を誇る小川和紙や日本酒、建具、小川絹などの産業が古くから栄えた町です。また、歴史を秘めてたたずむ史跡や面影をとどめる街並みなど、その風情からいつしか「武蔵の小京都」と呼ばれるようになりました。
実行委員長をはじめ、委員のみなさまのお骨折りで、「第16回武蔵の小京都おがわを描く展」が開催されますことを、町民のみなさまとともに心からお喜び申し上げます。この展覧会は「自然・伝統と創造」をテーマに、人間性をはぐくむ美術活動を普及し振興することによって、町の個性・特性を広く内外にアピールするとともに、教育・文化の向上発展に大いに寄与するものであります。
今回で第16回を迎えたこの展覧会ですが、毎年作品を見る度に、自然や身の回りのものを新鮮な目で見、心に深く感じ取り、美しく表現する力に強い感動を覚えます。
これからも「武蔵の小京都おがわを描く展」がさらに回を重ね、輪を広げて親しまれ、小川町の文化イベントとして町の活性化に一層寄与されることを願っています。
2014年2月 小川町長 笠原 喜平
とちもと堰(油絵)
爽風の通う道(下里境)(水彩)
夏の仙元山の小屋(水彩)
小川七夕祭り(水彩)
笠山遠望(油絵)
見晴らしの丘(日本画)
紙すき工房の建物(油絵)
神社の風景(水彩)
山里(水彩)
岩石園は虫でいっぱい(水彩)
晩秋の朝(水彩)
梅もちらほら(油絵)